春夏秋冬をひと膳に集めた「四季の味覚セット」
辰巳家の献立で目を引くのが、美濃の四季をひとつの膳にまとめた品です。春は小倉山名代の木の芽田楽と生湯葉の刺身、夏は鮎と季節野菜の天ぷらに鮎めし。秋には大矢田もみじ谷の五平餅と、けんちん汁が並びます。冬はボーノポークを使った豆乳和紙鍋で締めくくる構成です。ひとつの季節に偏らず、四季それぞれの味覚を一度に味わえるように組まれています。
地元食材を軸にした会席と仕立て
辰巳家の料理は、地元で採れる食材を中心に据えているのが軸になっています。鮎、地鶏、きのこ、手造りの湯葉などを組み合わせた会席膳は、予算に合わせて献立を立ててもらえます。名物の小倉山名代木の芽田楽をはじめ、素材の持ち味を引き出す品が並びます。
猪肉を使った料理も評判で、赤味噌と豆乳を合わせた鍋コース、鉄鍋で焼く焼肉コースと、同じ猪肉でも違う顔を見せます。個人的には、赤味噌のコクに豆乳のまろやかさを重ねた鍋の発想が印象に残りました。
集いの場としての座敷と仕出し
辰巳家は美濃市東市場町にあり、座敷・個室・大広間を備えています。収容は3名から40名までで、法事や祝いの席、宴会まで幅広い集まりに対応します。完全予約制のため、来店には事前の電話連絡が要ります。
店に足を運べないときのために、仕出しも受けています。仕出しは1,080円から、会席弁当は2,700円から(いずれも税込・要予約)。食材の仕入れ状況によって内容が変わることもあります。連絡先は0575-33-0822です。


