和の技術を土台にした洋菓子という出発点
ケーキのクロバーの菓子づくりには、和菓子の技術が土台として流れている。1940年に京都で店を開いてから、その技術を活かしながら洋菓子のレシピを磨いてきた。作り手は強いこだわりを持つ職人で、材料はひとつひとつ吟味を重ねたものだけを使う。素材本来の風味が伝わるよう、手作業で仕上げていく。
時代とともに新しい味も取り入れてきたが、創業時からのレシピは軸として残している。守るものと変えるものを分けてきたからこそ、80年以上という年月を重ねてこられたのだろう。手づくりならではのやさしい味わいは、その積み重ねの結果だ。
650円で並ぶ生ケーキと、看板の焼き菓子
ショーケースには、ガトーフレーズ、ショコラ・キャラメル、オペラが650円(税込)で並ぶ。生ケーキから焼き菓子まで幅が広く、日常のおやつにも特別な日のお祝いにも選べる構成になっている。なかでもレモンケーキとシュークリームは看板商品として親しまれ、売り切れることも珍しくない。
確実に手に入れたいなら、事前の電話がおすすめだ。当日でも取り置きや予約に応じてくれる。焼き菓子はフィナンシェなどをセットにして発送も受け付けているため、京都の味を遠方へ送りたいときにも頼りになる。
記念日にもホテルにも届く菓子
店の菓子は、家庭の記念日を支えるだけではない。関西圏を中心に、名古屋から広島までの一流ホテルやゲストハウスへ届けられている。京都・滋賀エリアのホテルには、ウェディングケーキも納めてきた。ブライダルを軸にした事業が、店の歩みを支えている。
来店案内と利用のポイント
店舗は下京区唐物町、五条駅から徒歩約7分。京都駅からも徒歩約14分で、散歩の途中に立ち寄る人も多い。営業は10:30から18:30、日曜が定休日となる。専用駐車場はないので、公共交通機関か近隣のコインパーキングを利用したい。支払いは現金に加え、PayPay、メルペイ、d払いのQRコード決済に対応している。


