まずは看板のプリンとシューから
菓子工房シェルシェを語るなら、まず定番のプリンに触れておきたい。ホームプリンは厳選した牛乳と新鮮な卵で作る、店を代表する一品だ。もう一方の半熟プリンは生クリームを加えて仕立てており、なめらかな口あたりが持ち味になっている。
シュー菓子も店の顔だ。クッキー生地をのせて焼き上げたシュー皮に、生クリームとカスタードの2種のクリームをぎっしり詰め込んだクッキーシューは、食感とボリュームの両方を楽しめる。フルーツを3種類使ったフルーツロール、ガナッシュクリームと生クリームをチョコのスポンジで巻いたガナッシュロールなど、ロールケーキの種類もそろう。
千葉・佐倉、染井野の住宅地から
店があるのは千葉県佐倉市染井野3-40-18。閑静な住宅地の中に溶け込むように建つケーキ店だ。オーナーシェフの松本雅道さんは、2004年1月にこの地で店をはじめた。専門学校の卒業後、プリンスホテルで経験を積んで渡仏し、帰国後は横浜のケーキハウスノリコでオープニングスタッフを含む修業を重ねてきた人だ。
「シェルシェ」という店名は「探す・努める」を意味する言葉から取られている。ノリコで学んだのは、職人本位ではなく誰からも愛されるお菓子を作るという考え方だった。子どもからお年寄りまで親しめる店にしたい——その思いが、今も商品づくりの芯にある。
焼き菓子とギフト、贈る場面に応える品ぞろえ
焼き菓子のラインナップも厚い。バターの風味を効かせてサクサクに焼いたオリジナルのリーフパイは賞味期限が3週間あり、贈り物にも向く。米粉でしっとり焼いたカステラ、静岡県産一番茶の深蒸し茶を使ったカステラなど、素材にひとひねり加えた品が並ぶ。アーモンドプードルとメレンゲの生地にヘーゼルクリームをはさんだシェルシェ風のダックワーズもある。
デコレーションケーキは店頭か電話で注文でき、8〜10号の大きめサイズは営業日の2日前までの予約が案内されている。遠方の相手には全国配送も使える。営業時間は平日が10時から18時、土日祝は18時30分まで。水曜が定休で、祝日は営業する。


