未経験スタートを支える段階的な学びの仕組み
カレーハウスCoCo壱番屋のフランチャイズとして長野・富山で7店舗を運営する株式会社タムでは、飲食業が初めてというスタッフを数多く受け入れてきた。接客の所作から調理オペレーションまで工程ごとにマニュアルが用意されており、研修中は個々の習熟度に合わせて進行を調整する。先輩スタッフが横について実務を見せながら教えるスタイルのため、座学だけでは掴みにくい現場の感覚を早い段階で身につけられる。研修期間を終えたあとも質問しやすい空気が店舗全体にあり、独り立ちまでの不安を引きずりにくい環境が根づいている。
実際に未経験から入った20代のスタッフは「最初の1週間で基本動作が体に入った」と話しており、覚えるスピードに驚いたという声が目立つ。調理についてはCoCo壱番屋共通のレシピと手順が明確に定められているため、料理経験がゼロでも再現性の高い仕上がりを出せる。ホール側も注文端末の操作や配膳ルートが標準化されていて、迷う場面が少ない。個人的には、教える側のスタッフが「自分も未経験だった」と気軽に打ち明けてくれる距離感が印象的だった。
週2日・1日3時間から組めるシフトの自由度
学生であれば授業終わりの夕方だけ、子育て中の方なら午前の数時間だけ——株式会社タムでは週2日・1日3時間からシフトを組むことができる。希望を出したうえで店舗側と調整する形をとっており、テスト期間や家庭の事情による変更にも柔軟に応じている。髪型・髪色に関する制限を設けていないため、見た目の自由度を保ちながら働ける点も応募の決め手になりやすい。急なシフト変更が必要になった場合でも、スタッフ同士で交代を調整し合う文化が店舗に定着している。
まかない制度では半額補助でCoCo壱番屋のカレーを食べられるため、食費を抑えたい学生にとって実質的なメリットは大きい。ランチ帯だけ入る主婦パート、夕方から閉店まで働く大学生、フルタイムに近い時間数で稼ぎたいフリーターなど、同じ店舗のなかでも働き方のバリエーションは幅広い。こうした多様な勤務パターンが共存しているからこそ、特定の時間帯に人手が偏りにくく、各自の負担が過度に集中しない仕組みになっている。
スタッフ同士の距離が近い現場の空気感
店舗をのぞくと、ホールとキッチンの間で声を掛け合う場面が頻繁に見られる。株式会社タムが運営する各店舗では年齢層が10代後半から50代まで幅広く、立場や経験年数に関係なくフラットにやりとりできる雰囲気がある。新しく入ったスタッフに対して複数の先輩が代わる代わる声をかける光景は日常的で、孤立しにくい構造が自然にできあがっている。お客様から「ありがとう」と言われた瞬間をスタッフ同士で共有し合う文化が、日々のモチベーションにつながっているようだ。
「人間関係が理由で前のバイトを辞めたけど、ここは続いている」という声を複数の店舗スタッフから聞いた。シフトの相談だけでなく、業務中の小さな困りごとも口に出しやすい関係性が離職率の低さにつながっていると感じる利用者も多い。忙しい時間帯ほど連携が試されるが、ピーク後に「今日きつかったね」と笑い合える空気が残っているのは、日頃のコミュニケーションの蓄積があるからだろう。
長野6店舗・富山1店舗を擁するエリア展開
岡谷、駒ヶ根、松本、諏訪、安曇野、長野——長野県内の主要エリアに6店舗を構え、富山県魚津にも1店舗を展開している。本社は岡谷市に置かれ、各店舗との連携や人材の行き来がしやすい体制を維持してきた。地元の常連客が多い店舗もあれば、観光客の利用が一定数を占める店舗もあり、立地ごとに客層の色合いが異なる。株式会社タムはそうした地域差を踏まえた運営を各店長に任せつつ、サービスの基準は全店舗で統一している。
現在、富山県魚津店や長野県安曇野店をはじめ複数拠点でホール・キッチンスタッフを募集中だ。自宅から通いやすい店舗を選べる点は、車通勤が中心となるエリアでは見逃せない条件になる。接客が好きな方、人と関わる仕事を探している方にとって、応募先の選択肢が県内に複数あるのは動きやすい。


