Obi寿司|ミシュランシェフの経験値が長崎の握りに宿る

フレンチの技を寿司に持ち込んだ、前例のないスタイル

大豆レシチンで泡を立て、素材の香りを引き出す独自技法。バジルソースやトマトソースをまとった天婦羅。Obi寿司が提案するのは、和食の構造にフレンチの感性を重ねた新しい握りのかたちだ。ミシュラン店・海外・G7サミットと経歴を積み上げてきた店主・本多総司氏にとって、この店はジャンルを横断してきた集大成でもある。「寿司屋に来たのにフレンチを食べている気分になった」という感想が、利用者から繰り返し届いているという。
カツオのうまみを移した自家製醤油と長崎県産の塩は、同じネタでも違う味に変える。肉寿司のオリジナルソース(バルサミコ酢ベースの和風仕立て)も、主役のネタを引き立てる脇役として機能している。小道具まで計算されている店だという印象を受けた。

ライブ感と静けさが同居するカウンターと個室

古民家を改装した空間は、開放感のあるカウンター席と、完全個室・半個室に分かれている。カウンターでは調理の動きが視界に入り、出来立ての一皿が目の前に届くリズムが食事の時間を引き締める。記念日や誕生日の客には、飴細工を目の前で仕上げるオリジナルプレートが添えられ、その日だけの演出として機能する。個室は商談や少人数のお祝いにも使われており、英語対応も可能なため外国人ゲストを招くケースにも対応できる。
営業時間はランチが11:00〜15:00、ディナーが17:00〜21:00。金・土の夜のみ22:00まで延長されている。

旬の長崎食材を軸に組まれたコースの流れ

コースの中心は、長崎の旬の食材から選んだ握りと天婦羅。予算に合わせた設定が用意されており、初来店でも目安を立てやすい。食後には手作りデザートと飴細工の演出が用意され、最後まで手を抜かない構成になっている。「何皿目になっても飽きない」という感想が食べログのレビューに並ぶ背景には、皿ごとのアプローチを変え続ける調理姿勢があるようだ。
ドリンクは日本酒・焼酎・ワイン・スパークリングなど県内外から取り寄せた珍しいラインナップが揃い、ペアリングの相談もカウンターで受け付けている。食事とお酒を合わせてひとつの体験として設計したい客には、この相談体制が実際に役立っている。

観光通駅から3分、長崎中心部の一軒

長崎市本石灰町5-29。観光通駅から徒歩3分の場所に位置し、駐車場も用意されている。ランチとディナーの両方に対応し、定休日は水曜日。予約は電話(070-5093-8265)またはTabelogから入れられる。
支払いは現金・各種カードに対応。デザートプレートの手配も予約時に相談できるため、特別な日に合わせた段取りがしやすい。

長崎市 寿司屋

ビジネス名
Obi寿司
住所
〒8500901
長崎県長崎市本石灰町5-29
アクセス
観光通駅から徒歩約3分
TEL
070-5093-8265
FAX
営業時間
ランチ / 11:00〜15:00(L.O.14:30)
ディナー / 17:00〜21:00(L.O.20:30)
金曜日・土曜日の夜に関しては22:00まで(L.O.21:30)
定休日
水曜日
URL
https://obizushi.com