毎日届く鮮度と、日替わりで変わる希少部位の顔ぶれ
仕入れは毎朝の市場直送が基本で、和牛・ホルモンともにその日の状態を見極めて選んでいる。看板の上ハラミは厚切りにカットし、噛むほどに肉汁があふれる食感を狙った仕上げ方をしている。日替わり・週替わりで並ぶ希少部位は来店するタイミングによって内容が変わるため、常連客でもメニューを開くたびに発見がある。肉刺しや一品料理のラインナップも厚く、ビールや酎ハイとの組み合わせを楽しむ客が多い。
「先週あった部位が今週はもうない、というのが逆に通いたくなる理由」という声がSNS上で散見される。定番のカルビやロースを軸にしながら、その週だけの限定品を一皿追加するのが焼肉ホルモンひらいの常連の頼み方らしい。実際、週末の夜は予約なしだと入れないこともあるという話も耳にする。
備長炭と自家製ダレが生む、焼き上がりの奥行き
焼肉ホルモンひらいが焼き台に使うのは備長炭で、遠赤外線による高火力が肉の表面を一気に焼き固める。中はしっとりした状態を保ったまま仕上がるため、脂の甘みと香ばしさが同時に口の中へ届く構造になっている。炭の火加減はスタッフが常に調整しており、部位ごとに最適な焼き時間をコントロールしている。はじめて来た客にも焼き加減のアドバイスがあるので、炭火焼きに慣れていなくても困ることは少ない。
自家製のタレは醤油ベースと塩ダレの2種を用意しており、同じ部位でもつけるタレを変えるだけで印象がまるで違う。正直、塩ダレで食べる上ハラミの脂の抜け感は個人的にかなり印象的だった。試行錯誤を重ねて今の配合にたどり着いたとのことで、既製品にはない角の取れたまろやかさがある。
平井駅北口から徒歩2分、仕事帰りにちょうどいい営業時間
JR総武線・平井駅の北口を出て商店街を抜けると、2分ほどで店の前に着く。駅からの動線が単純で迷いようがないため、土地勘のない人でもたどり着きやすい立地になっている。営業は17時から23時まで、食事のラストオーダーが22時という設定なので、残業後に寄っても十分間に合う時間帯をカバーしている。江戸川区エリアで仕事をしている人や近隣住民の普段使いの店として定着しつつあるという声が目立つ。
価格帯は「この品質で?」と感じる利用者も多いようで、上質な肉を無理のない予算で食べられる点が繰り返し来店につながっている。特別な記念日に使う客もいれば、週に2回ペースで通うひとり客もいて、客層の幅はかなり広い。ドリンクメニューも一通りそろっているため、軽く一杯だけという使い方にも対応できる。
カウンターからファミリー席まで、誰が来ても居場所がある店内
店内はカウンター席とテーブル席で構成されており、ひとりで静かに食べたい客にも、子ども連れの家族にも対応できるレイアウトを組んでいる。通路幅にゆとりを持たせてあるため、ベビーカーでの来店にも無理がない。清潔感のある内装で、煙や匂いの残り方が気にならないよう換気も配慮されている印象を受ける。
スタッフの働き方にも独自の方針があり、ピアスや髪色は自由、まかないは無料、昇給制度も整備されている。大学生やフリーターが中心のチームで、未経験からスタートしたメンバーが多い。人柄重視の採用を掲げており、柔軟なシフト対応と丁寧な指導が離職率の低さにつながっているとスタッフから聞いた。


